2019/12/24
2019年9月26日、北京で新しいい建設した国際空港―北京大興国際空港が開業しました。世界一の空港を狙って2014年から5年間をかけて建てました。中国建国記念日前に運営開始することは世界に新しい中国をアピールできるでしょう。
デザインから施設まで徹底的にこだわり、最先端の技術を取り入れて、様々な旅客に配慮した空港となります。
北京大興国際空港について
北京大興国際空港は上から見ると、「翼を広げたフェニックス」にイメージし、不規則な曲面となり、デザインだけではなくて実現できる建築技術にも感嘆します。82個のゲートがあり、空港の中心部から最も遠いゲートでも600mで8分以内で着くように設計され、途中の景色も中国文化が溢れてとてもきれいです。また、効率だけではなく飛行機の離着陸からの騒音も最小限に収まるように設計してどこまでも配慮しています。
北京大興国際空港は総面積143万平方メートルで、地下2階、地上5階計7階となっています。デザイナーは、イギリスを拠点に活動しているイラク出身のザハ・ハディッド氏です。ニール・バレット青山店、新国立競技場コンペをデザインした程世界に活躍している建築家です。
北京天安門から南直線46km程距離がある北京市大興区に位置しています。独特な地理的位置で、飛行機の飛ぶ時間も従来の空港より10~20分ほど短縮しています。他にも特別に設計した滑走路は飛行機が離着陸の時間も最短に収まり、最先端の技術で高速でも閉まる程霧でも離着陸ができます。タイムイズマネーのビジネスマン等に嬉しいことです。
北京大興国際空港最先端施設
北京大興国際空港はデザインから効率を最大限にアップしただけではなく、最先端の技術もたくさん取り入れています。その中に顔パスが代表的な一つです。
顔認識や5G等の技術を活用することで、搭乗まで身分証明書やチケット等を一切提示する必要がありません。そして、手荷物が乗客と自動に紐づけられるので、荷物をチェックする必要がある時でも、すぐにどの乗客かがわかります。問題がなければすぐに通過できるので、待ち時間がかなり大幅に短縮し、旅の疲れも軽減します。
海外の旅行者でも70mの通路を歩くだけで、健康チェックされて顔認証で生体認証情報が取得されます。アラームが鳴らなければわずか3~5秒でゲートを通過することができます。
また、空港内駐車場もスマート化されて、車を入口に止めれば後は、ロボット機械が自動に空きスペースに止めてくれて、出す時も自動に出口に車を運んでくれます。
荷物の預かりも駅でできたり、事前に家までに取りに来てくれるサービスも提供しています。迅速そして楽に旅立つことできます。
管理人一言
今後目的地が中国じゃなくても、乗り継ぎなどで経由する機会が増えますね。市内へのスピードも速いので、ついでに観光もできますね。